笑顔
とある障害をお持ちの方のお世話に伺っています。
難病で、医療的ケアも必要。大人になったばかりなのだけれど、体も考え方もまだお子様に近い方。
〇〇ちゃん、と呼んでいます。
その子は、私が来るのを楽しみにしてくれていて、
「今度はいつくるの?来たらお話ししようね。」と言ってくれます。
私も、その子が笑顔になってくれるのがうれしくて
お伺いするのは楽しみなのだけれど、
なにせ医療的ケアが必要な方だから、
機械の中に表示される数字を気にしたり、
時間内でやらなければいけないケアを考えたりしていると
ついつい眉間にしわが寄ってきちゃうんです。
それでも、
『真円さん(実際は本名です)、だーいすき♡』と言ってくれます。
私も
『〇〇ちゃん、だーすき♡』と答えます。
言ったあとで、はっ、っとして
(あ、わたし、顔笑っていない。)
とそのたびに反省します。
いつも笑顔で、知的にクールにてきぱきとこなせる方がうらやましい・・・。
常に自宅のベッドで過ごしている彼女。
彼女を支えているお母さん。
時々、二人のこれまでの思いが伝わってきて、(特にお母さん)
胸にこみあげるものがあります。
私にできることは限られているけれど、
限られた中で、最善のことができたらいいかな、と思っています。
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